今日は、普段から行われている教員研修「研究授業」をご紹介します。
本校では、今年度、年間20~30回の研究授業を実施しています。
実施する理由には、教員の一人一人の指導力の向上が大きなねらいとなっています。
そして、視覚障がいの専門性の継承や向上させることを目標にしています。
本日は、中学部の理科「火をふく大地」という火山のメカニズムを学ぶ授業でした。
噴火によってマグマが放出され、そのマグマの粘性(ねばり具合)によって火山の山の形状が変わってくるといった内容の授業でした。
石膏を水に溶かし、粘りの違う二種類の液体を三角の袋に入れ、実際に袋を握って火口にみたてた穴から噴火させました。
その実験から、マグマの粘りの違いと火山の形状との関係を学びました。
生徒も、そんな関係性に気付き、満足そうでした。
これからも体験的で楽しい授業をどんどん展開していきたいと思います。
小さな気付きが、大きな実りとなることを期待しています。
(太田教頭)