四條畷高校の発表は、表彰を受けませんでしたが、私の中では1番です。
客観的な外部データを収集し、推論を交えず、データに忠実だったのは、四條畷が1番でした。
得たデータからは、自分たちの仮説を十分に立証することはできませんでしたが、
決して都合よくデータを解釈せず、その原因もしっかり分析していたので、
今後の検証に期待できます。「高齢者の自動車事故を減らす」のテーマには、
社会的有意性、この後の発展性も一番あったと思います。
(1) リサーチ・クエスチョンをたてる
(2) 仮説をたてる
(3) データを収集する
(4) データに基づき、仮説を検証する
(5) リサーチの結果から具体的取組みを提案する
(6) 結果をまとめ、発表する
の課題研究の進め方を、きちんと踏襲していたのは、四條畷高校が1番でした。
先生方の指導の成果だと、感謝しております。
GLHS評価審議委員の方や他校の校長先生からも、
「四條畷、良かったよ。」「課題研究の手法がしっかり確立していますね。」
との感想をいただきました。
初めて、GLHS合同発表会を見せていただいた私の感想です。
そして、本校の課題研究の取組みの有意性を、再確認することができました。