4限目の後半は、2年生の「地学基礎」。
テーマは、「くわしい地球の形」。17世紀末に、地球の形について、
1.赤道方向にふくらんだ回転楕円体(ニュートン説)
2.極方向にふくらんだ回転楕円体(フランスの科学者)
の2説が、激しく対立しました。1735年から、フランス学士院が
高緯度地域(ラップランド)と低緯度地域(エクアドル)で、測量調査を行った結果、
「緯度1°あたりの南北距離は、高緯度の方が長かった。」
ことが分かりました。この事実から、1と2のどちらの説が正しいのかを、
実際の楕円で確かめました。