本日の数Ⅲの授業に素晴らしいゲストスピーカーが来てくださいました。
なんと、吹田東高校の卒業生(36期生)で、神戸大学の博士課程を修了された方です。
高校卒業時、国公立大学に行きたいと思ったものの、勉強が全然足りていなかった。浪人も考えたものの、当時の先生から3年次編入という方法もあることを知らされたそうです。
大学入学後、2年間は編入のために必死で勉強し、無事神戸大学に編入。
この2年間の過ごし方がとても「自分に打ち克つ」ことができていて、素晴らしかったです。そして、モチベーションを保つために神戸大学生となった自分を妄想し続けたそう。
妄想は別の言い方をすると「イメージング」(イメージする)になると思いますが、これ、やっぱりとても大切なことなんですね。
編入後、修士課程、博士課程と進まれていくわけですが、ここでも数学が好きで数学をもっと深めたいという、数学愛に溢れた素晴らしい話を展開してくれました。
はじめはその経歴に「凄すぎる(汗)」と言っていた生徒たちも、どんどん話に引き込まれている様子でした。吹田東の先輩ですものね、編入や大学院に興味がある生徒には、自分達にもめざせるリアリティのある話になったと思います。
写真は終わったあとの質問コーナーの際のもの。
なぜか、お題は「人に気付かれない歩き方」でした(笑)