0207 今年度ラストのリーダーシップ研修

2月2日(水)は、11月から始まった、生徒会執行部・女子テニス部・科学部の生徒を対象としたリーダーシップ研修の最終回(4回目)でした。

出席停止中の生徒もいるので、何とか家からも参加するやり方でできないかと、甲南女子大学さんと株式会社イノベストさんと相談し、登校している人も皆、オンラインに入るというやり方で行いました。

ちょっと不思議な光景に見えますが、この研修はグループワークも多いので、感染症対策のため、机は向き合わず、話し合いもすべてオンラインでやってもらいました。
同じ場所にいるのにちょっと戸惑う出だしでしたが、だんだんと皆も慣れてきて、途中からは活発な話し合いができていました。

来てくださった甲南女子大学の佐伯教授や企業さんにお聞きしますと、オンラインの場合は、全員がそれぞれの場所から参加する「完全オンライン」がやりやすいのだそうです。高校は、対面+オンラインのハイブリッド型なので、いつも苦労するのだなぁと分かりました。オンライン授業の進んでいる大学でもハイブリッド型はなかなかやらないとのこと。

けれど、高校は、やはり来れる人には登校して授業を受けてほしいですし、できる行事は感染症対策を施しながらやっていきたい。
ハイブリッド型の模索はまだまだ続きそうです。

肝心の「リーダーシップ」について、ですが、最終回の生徒の皆さんからの感想には

●リーダーシップはリーダーだけでなく皆に必要だということが知れた
●いろんな人の様々な面を見ることで、その人の良いところに気づくことができ、率先垂範や思いやりがしやすくなったのがとても良かった
●役割を自分で見つけて他を導くことの重要性が分かった
●リーダーシップとは良い行動をして周りに影響を与えること
●リーダーシップを発揮することは案外簡単なことなんだと感じた
●こんなに話し合う機会はあまりなかったので楽しかった
●自分は誰かに指示したり提案したりはできないと思っていたけれど、この 4 回のワークショップを通して自分にもリーダーシップを取る力があるのだと感じることができた

等々でした。

初回は、リーダーシップといえば、「金と権力」「責任の十字架」「自分には関係のないもの」と言っていた同じ生徒が!です。

つくづく、この研修で学んだように「権限なきリーダーシップ」「全員発揮のリーダーシップ」が組織には必要なのだと感じさせられました。
参加生徒の皆さん、お疲れさまでした。

次年度は違う形での展開を考えていますが、もしも希望があれば、私まで知らせてください!

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