1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と昔の人はよく言ったもので、なぜか例年1月~3月はあっという間に過ぎ去っていきます。
→とはいえ、今年の1月は、47期生との修学旅行がありましたので、本当に濃い、充実した1月でした。
今日はもう10日以上前になりますが、吹田東高等学校で行った教職員人権研修について、書きたいと思います。
今回は、人権推進委員長をしてくれている先生が、外部の講演で学んできたことを、校内共有という形で、研修をしてくれました。
内容は「同和問題」について、でしたが、その中で使われていたこの図がとても印象に残りました。
世の中には、差別を知らないことで差別をしてしまう「無意識の差別者」が多く存在します。
学校教育の役割は、「知らせる」ことで、無意識に差別をしてしまう人を減らすこと、というメッセージで、本当にその通りだなぁと感じました。そういった意味で学校教育の役割の大きさを改めて痛感しました。
最近は、ネットニュースもAIにより自分がよく検索するニュースばかりが出てくるようになっている時代です。
「テレビ」や「新聞」離れが叫ばれて久しいですが、「自分の好むと好まないとに関わらず」一連のニュースがざっと頭に入る、という意味では、テレビや新聞のニュースの価値も大きいと感じます。その中で関心のあるものを詳しく調べていく際にインターネットが活用できると、より各メディアの働きを活かせていると言えますね。
学校教育も皆さんにとって「知らなかったからやってしまった」ということのないよう、必要なことを幅広く知らせ続ける役割を、しっかりと果たしていきたいと改めて思いました。