0822 1・2年生始業の会

3年生より1日遅れて、本日より1・2年生も2学期開始です。

本日の表彰式では
ソフトボール部 北摂大会3位 + 個人での優秀選手賞獲得
水泳部 平泳ぎ 100m3位 ・ 200m 3位
吹奏楽部 銀賞
の授賞式も行いました。

本日の校長からのお話です。
皆さんにとっての大きな石を確実に壺に入れていってほしいなと思います。

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1・2年生の皆さん、本日よりいよいよ2学期です。

夏休みはどのように過ごせましたでしょうか。
1年生にとっては最初の夏休み、2年生にとっては部活などが自分たちの代が中心となってきて色々と学ぶことも多かった夏休みだったのではないでしょうか。いずれにしろ、高校3年間は全部で9学期ですので、1年生は9分の2へ、2年生は9分の5へと突入するわけです。本当に早いですよね。

さて、すべての人に同じだけ時間というものは与えられていますが、成功する人というのは、時間の使い方が上手な人とも言われています。今日はそのことについてお話ししたいと思います。

ある大学教授のお話です。

ある大学教授が学生に向けて、大きな壺を取り出し、教壇に置きました。その壺に、一つ一つ大きな石を詰め、壺が一杯になったところで、彼は学生に聞きました。「この壺は満杯だろううか?」と。教室中の学生が「はい」と答えます。「本当に?」

そう言いながら教授は、教壇の下からバケツ一杯の砂利を取り出して、砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、石と石の間を砂利で埋めていきました。そしてもう一度聞きます。「この壺は満杯だろうか?」と。

学生は答えられません。すると、教授は笑いながら、今度は砂の入ったバケツを取り出し、石と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけます。「この壺はこれで一杯になったのだろうか?」と。

最後に教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注ぎました。彼は学生に最後の質問を投げかけます。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」
一人の学生が手を挙げて発言しました。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」

ここで図を出しますね。どうでしょうか。皆さんもそう思いますか?確かにもう一杯と思ってもまだまだ入りましたよね。

ところが、「それは違う。」と教授は言います。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな石を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とないということなんだ。」

先に大きな石を入れた後で、砂利・砂・水の順番に入れたら、すべてのものが入ります。けれど、先に砂利や砂をいれてしまうと、大きな石は入らなくなってしまうのです。
皆さんにとって"大きな石"の一つ一つとは何でしょうか。ぜひこの機会に考えてみてください。

重要な大きな石は何だろうか、それは人によって違います。勉強・部活、高校時代にしかできないような行事・このあと話しがあるルールメイキングの会なども、吹田東でしか経験できないことの一つだと思います。その後で砂利・砂・水を入れていくことを、ぜひ意識をしてみてほしいと思います。

 今日話した話の「教授」とは、コビー博士という人だと言われています。7つの習慣、という世界的な名著を書いた人です。これはこの中の第3の習慣【重要事項を優先する】というお話です。7つの習慣はビジネスマン向けの本ですが、高校生向けや小中学生向けにも出ていますので、ぜひ読んでみてほしいと思います。

さて、最後に私から皆さんにお願いがあります。それは挨拶をしようということです。この夏休み、久しぶりに様々な制限がなく、私もいくつかの高校に行きましたが、そこで生徒の方から元気よく挨拶をしてくれる学校が多くありました。吹田東でも元気よく挨拶してくれる人もいますが、まだまだ半分くらいかなと思います。すれ違う時私からも挨拶することは心がけていますが、校内で先生たちや他の大人の方にあったとき、積極的に挨拶をしてほしいと思います。
以上で、私からの始業の会の話を終わります。

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