4月11日は離任式でお話をいただいた後、生徒会長より、現2・3年生の生徒向けへの話がありました。
(1年生には、午後の新入生歓迎会のあとで、同じ話がありました)
内容としては、ルールメイキングの会が頭髪に関する校則見直しを提案するため、昨年度から企業や大学、地域や保護者の方に調査をしてきた。そのうえで、提案したい3つの内容について、生徒会の総意として提案するかどうか、生徒議会(HR代表の会)を開いたうえで決定し、生徒総会を開きたい、というものでした。
生徒総会は、生徒手帳42ページ、生徒会会則でも定められていますが、本校では開催されたことがなかったのではないか、と思います。
もし開催されると、創立50年の歴史の中で初めて、かもしれません。(もしかするとずっと以前には開催されてきたのかもしれませんが)
↑体育館の大きなスクリーンを使って、ルールメイキングの会の生徒たちが提案を全生徒に発表しました。
とても堂々とした発表でした。
その後、それを受けて、生徒指導部長の先生より以下のような話がありました。
①ルールメイキングの会の活動は、様々な方々に意見を聞きながら案を作っており、素晴らしいと思っている。
②児童の権利条約があり、生徒の皆さんには「意見表明権」がある。よく考えて意見を表明していってほしい。「よく考える」ということもとても大事。
③自由には責任がついてくる。誰かの自由が誰かの人権を損なうものになってはいけない。基本的に校則というのは学校生活を安全安心に過ごしてもらうために制定しているもの。
④近年校則見直しの動きは全国で起きている。人権侵害はあってはならないし、時代に合った形に見直すことも必要。現在の吹田東の校則はこの考えに則るとどうだろうか。皆でしっかりとかんがえて話し合ってほしい。
生徒総会で生徒会としての提案がされた以降は、学校側の協議に入ります。私としては、生徒の皆さんや保護者の方とも一緒に協議していきたいと思っています。