12月24日、2学期終業式を執り行いました。
私からの話はまず2学期の振り返りから。
① ルールメイキングサミットで本校の3名の生徒が招待生となったこと
② 合唱コンクールが本当に生徒たちの準備で進んでいること(予想以上に先生たちは何もしなくて良かったのがびっくりでした)
③ 今年の総合型選抜を見ていると、高校時代の探究活動が本当に重要になってきていること。入試のために探究をやっているわけではないが、そもそも探究が社会で生きていく力をつける活動なので、入試でも問われているのだと思う
という話をしました。
そして、最後にお勧めの本をご紹介。
今回は、2012年に発刊され、200万部を超える大ヒットとなった、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』を紹介しました。
↑ 渡辺和子さんの人生をこのように振り返ると、幸せな恵まれた人生で、自分とは違うなと感じる人もいるかもしれません。
けれど
↑ この赤字の2か所が増えるだけで、全く違った人生に見えるのではないでしょうか。
特に2・26事件で大事な父親が犠牲者になったとき、和子さんは9歳で、お父さんと同じ部屋で寝ており、「机の陰に隠れなさい」と言われ、同じ部屋でお父さんが撃たれる音を聞いていたそうなのです。
そんな渡辺和子さんの言う【置かれた場所で咲きなさい】、そして【咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう】という言葉は、皆さんにはどのように響くでしょうか。
この本はすべての世代の方が、気軽に手に取れる本です。きっと心に響く一言がありますから、まだ読まれていない場合はお勧めです!