1月21日(火)は、大東市文化会館(サーティーホール)にて、令和6年度大阪府生徒指導フォーラムが開催されました。
様々な講演をお聴きしたのちに、事例発表があり、今年の事例発表校に選ばれたのは、なんと、吹田東高校のルールメイキング活動!
普段ルールメイキング活動を支えている計3名の先生が、登壇されました。
サーティーホールは本当に大きなホールで、その中で吹田東の先生方が堂々と、この3年間くらいの吹田東高校の取り組みを語っておられるのを見て、私も胸が熱くなりました。
ルールメイキングの立ち上げ期の試行錯誤を語られたひとりめの先生。
当初から校則の在り方に問題意識を持っておられて、吹田東のルールメイキングは、私だけでなく、この先生の思いがあったからこそ、立ち上がったと思っています。
頭髪に関する校則改定案を、生徒総会を経て生徒たちから出された経緯と、その後の教員たちの議論の様子を語られたふたりめの先生。
この先生は生徒たちが意見をまとめる上で、企業や大学にアポを取って意見を聞きに行く際のロールプレイなど、サポートしてくださいました。その後は生徒指導部として、先生たちの意見をまとめる中心となってくださいました。
NPO法人カタリバさんから受けた教職員研修の中で、こどもの意見を聞くとはOPINIONではなくVIEWを聴くことであるという言葉が、とても勉強になったという話をされていました。
オピニオンというと、声高らかにしっかりとまとまった意見を述べるイメージがありますが、VIEWというのは意見がまとまっていなくても、こどもの表情等からおとなが読み取るものになります。
そして3人目の先生は、文化祭の2日間開催や、合唱コンクール開催など、主に行事面のルールメイキングをずっとサポートしてくださった先生。
生徒に任せながらも、困った時の手の差し伸べ方が本当に上手な先生です。
頭髪に関する校則改訂の経緯がまとまったスライド
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生徒の皆さんとも、教員同士でも、本当にたくさん話し合いをしました。懐かしいです。