朝方まで残った雨も上がり、朝から気温が上昇しています。例年であれば、梅雨明けとなるこの時期、すでに夏本番となっていますね。
さて、これまでも気になっていたことですが、公共交通機関において、優先座席を意識している人が減っているように感じています。さらに、スマートフォンを手放すことができず、優先座席が必要な方の存在も見えなくなってきているようにも思います。
今朝も優先座席が他の座席と変わらないように、高校生や社会人の方が座り、スマートフォンを見ていました。そこに、高齢で電車の揺れに対し足腰が弱く、しっかり立っていられない方が乗車し、優先座席の前にきましたが、誰ひとり動くことなく、また、その高齢の方が困った表情をしていました。
そもそも、優先座席の近辺では、各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響があるため、携帯電話の電源を切ることがアナウンスされています。そのこともあまり意識されていないようにも感じます。
いろいろな方が利用する場で、周りを意識した行動をとれる人がひとりでも増えてほしいと感じました。