2年は5・6時間目、体育館にて人権講演会を行いました。
講師に生田武志氏を招き、「貧困と野宿を考える」と題し、講演していただきました。生田さんは同志社大学在学中から釜ヶ崎の日雇労働者・野宿者支援活動に関わり、それにかかわる執筆活動から、小・中・高校などで「野宿問題の授業」を行ない、講演と釜ヶ崎フィールドワークとレクチャーを実施したり、釜ヶ崎の夜回り活動を行なったりされています。現在、野宿者ネットワーク代表。「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」共同代表をされています。
講演に先立ち先週のHRで野宿生活に至る過程「カフカの階段」や野宿生活の新聞記事で事前学習を行ったので、本日の話がよりくわしく理解できました。
収入源の1つとしての空き缶集め、空き缶1個2円の収入、段ボールの方が安いこと、いったん野宿生活になると定職に就くためには大きな壁、条件がいくつも必要になるなど、大変であることを知りました。ただし、生田さんたちの活動で、野宿生活から脱するためにどのように支援しているかを示してくださいました。
2人のひろしさんの話で、いかに若者の貧困で困っているときに、周りが気づき手を差し伸べることができるかで、その子の人生が大きく変わる事例が心に残りました。
生田さん本日は貴重な時間ありがとうございました。