一昨日、インテックス大阪で進学フェアーが行われました。過去２年間実施できなかった公立高校の魅力発信の場、中学生が目標を明確にできる場として活気のある催しが開催できたことは非常に有意義なものでした。本校でも500名を超える方が訪れていただきました。音響の調子も万全ではない中で話者も聴衆の皆さんも懸命に注力していただいた時間が実り多きものになるよう心から願っております。
感染症が拡大する中での開催でしたので、万全の対策をとりながらも非常に不安が大きい中での実施となりました。このような状況でも少しでも、多くの人々にやり取りを通して心に響くものを届けようとすること、目を輝かせる中学生や頷く保護者の方々、プレゼンをする高校生や若手の教員にとって開催の意義は果てしなく大きいと感じました。
本校でも、吹奏楽、FUSION、ソフトテニス、水泳はすでに合宿を終え、
本日、サッカー部が合宿へと出発しました。公式戦に関しては数多くのクラブが近畿大会、全国大会へと歩を進めています。外部との連携に関しても、京大研究室訪問、東京スタディーツアー、医療体験など関わってくださるすべての人が懸命に高校生にとって各学年の最初で最後の夏を良きものにしようと奔走してくださっている姿に心動かされ、胸躍る毎日です。ツアー企画に携わってくださっている方が東京駅でのアクセスの一番いいコインロッカーを探してくださっているという話や合宿に出かける前にバスの運転手さんが生き生きと荷物をトランクに入れておられる姿、感染状況のことを踏まえながら東京大学でお待ちしていますという暖かいメッセージ、医療体験のために現地のお医者さんと何度も安全を確かめながらなんとか実施しようと議論を積み重ねておられる様子など一人ひとりの心の中に一生残る何かを残すために日本国中で様々な方が時を過ごしておられることに心から感謝の念を抱いております。
一昨日いただいた情報によると、感染症の予防として手洗い、消毒、マスク着用の徹底（適切に着脱しながら）はもちろんですが、やはり十分な換気が効果的であることが改めて示唆されました。人と人との距離をとることによって心がより近くなる体験を積み重ねてこの暑い夏に、熱い思いを交わせることを願っています。一つでも多くの思いが、一人でも多くの人の願いが行き交うことで幸せの第一歩が踏み出せますように！