あたたかみ

天気予報では朝の気温が8度。非常に気温が低い中でしたが、第2回の学校説明会を2部制(Ⅰ部:9:00、Ⅱ部11:20)で行いました。本校の学校説明会は、保護者、中学生を分け、保護者の方々には教員、在校生、卒業生より説明、お話させていただき、中学生には直接本校1.2年生と時間を過ごしてもらうプログラムになっています。

保護者への説明会の中で在校生、卒業生のお二人は進路決定の上で、この学校説明会が大きな役割を果たしたということを話してくれました。在校生のお話の中で、源氏物語の授業の中で、みんなが楽しそうに参加し、積極的に答える姿を見て刺激を受けたということ、文化祭や体育祭の話をする先輩たちが自分の学校に自信を持っている姿がキラキラとしているように感じ、帰る道中で家族に志望すると告げたということを伝えてくれました。

 卒業生は学校説明会を生徒が準備し、運営していることに衝撃を受けたということをお話しくださいました。行事が好きな自分にとって茨木高校はまさに自分のためにある学校だと感じたと力強く語りかけてくれ、宿泊野外行事や体育祭の中止など本来、負の要素の強い出来事が生徒自治の中で行われたからこそ、新しい自分を作っていく糧となっているということを話してくれ、それは説明会に参加されている保護者の方だけではなく、教員にも大きな刺激を与えてくれたお話でした。

 「努力してうまくいかないことがあると、長い期間努力できるのだとプラスに受け止めている。」中学生へのメッセージとして在校生が参加者の方々に投げかけた言葉、金言です。大切にしていこうと心で受け止めた言葉です。中学生ではありませんが心から感謝の念をお伝えします。「ありがとう。」

 Ⅰ-Ⅱ部共にお二人の話が終わった後の保護者の方々の拍手がとても大きく、そしてとても暖かい、温もりのこもった拍手でした。熱を伝えたときに熱が返ってくるという一場面にご一緒できたことにあらためて感謝いたします。

 ご参加いただけた中学生の皆さまと保護者の方々にとって進路選択の一助となる有意義な時間でありましたことを心から願っております。

 昨日から準備いただいた先生方、部活動の部員の皆さん、そしてずっと携わって行事を支えてくれて  

いる先生方ありがとうございました。