試験二日め、週末の金曜日。寒さ厳しき折のテスト。心身ともにきつい。なかなか生徒玄関に立てない中、久しぶりに挨拶ができた。言葉や会釈を交わしながら時間が過ぎる。みんなそれぞれのコンディションを抱えて、校舎の中へ入っていく。開始の時間が迫ってくる。懸命に走ってくる生徒。開始時間はゴール地点だが、実はそこからテストが始まる。平常心でテストが受けられますようにと心の中で手を合わせながら、その背中を見送った。
今日は21日だ。この極寒の3連休を越えると、そこは多くの人にとっての国公立2次試験の日だ。授業がなくなったにもかかわらず、多くの77期生が生活のリズムを崩さないようにと同じ時間(もう少し早い人もいる)に登校し、図書館や教室で学習を積み重ねてきた。その姿勢、姿に大きな力をもらえたのは私だけではないだろう。
試験当日に自分のベストを出し尽くせた人―
・試験前に感謝の言葉を多くの人に送りながら問題用紙の配付を待つ。
・難問、奇問に出会ったときに「これだけやってきた自分ができないならほかの人もできていない。大丈夫。」と自分自身に囁ける。
多くの人の力添えがあって今の自分があるという感謝の気持ち、あらん限りの努力をして試験に向き合っているという自分を敬う(大切にする、愛おしむ)ことを心に抱き続けられる人―
結果の可否にかかわらず自分の力を出し切れた人には共通の心持があるように感じています。
75,76,77期生のみなさん、
あなたたちを支え、あなたたちに支えられた人が全力で応援しています。精一杯力を尽くしたあなたたちを心から信じてください。 Devote yourself to learning until the last minute!
78,79期生の皆さん 残りの時間、最後まで力を尽くして、週末、少し一息ついてください!