ベンチからの声、応援席からの声、選手同士の声。掛け合う言葉。ナイディ、ナイショ、どんまい。一本。さりげない、でも力強い言葉が止むことはなかった。空気が、流れがマイナスに傾きそうな時、必ず誰かが個々のメンバーに、チームに言葉を投げた。チームがどんなふうに作られてきたかを感じた象徴的な場面は、補助員がラインを描いている時に口々に選手がありがとうを届けていた場面だ。奇跡の方程式は感謝無くしては成り立たな...
2025年5月
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