かぐや姫、ミルワーム、メロス、ロペスピエール

あまりにもたくさんのことがあった1月を振り返る間もなく2月になってしまった。1月27日(火)校長を対象とする今年度最後の進学指導委員会があった。共通テストの分析、総合選抜入試に関すること、そして探究学習について等3本構成となっていた。教育産業に携わる方々からの様々なデータに基づいてなされるお話は、興味深く、知見を広める良い機会となった。最後の探究学習についてお話してくれたのは、前前任校の卒業生だった。この夏(昨年夏)の同窓会で会って話をした時からは想像もできない出来事だった。初任でいきなり校長相手の会で話をするというのは大抜擢だと思う反面、国際交流や進路選択の上で何度も話をした時の様子を思い出すとそれだけの資質が備わっていたのだと改めて感じる部分もあった。(その時、教頭であったことを考えると少し出しゃばりすぎている感もあるが...)探究学習を先行導入して、現場を含む社会全体から負担増だ、お荷物だと呼ばれていた探究学習(課題研究)を学校の中の一つの宝物としてくれた導入2年めの学年だ。触れ合う生徒との話の一つひとつやその学びが将来、具体的な形で何らかの社会貢献をしている直接的な場面に出会えたことに喜びと深い感慨を抱いた。

先週の金曜日(1月30日)、4チームの発表を拝見した。本日(2月3日)の課題研究校内合同発表会でプレゼンをする代表のメンバーたちだ。参加者や先生方を前にして、発表、質疑応答を経験した。仲間たちと積み重ねた経験を一つ積み上げる機会としては絶好のものであっただろう。そして、今日はより大きな舞台で話す機会を得る。十数年や数十年後ではなく、先週の火曜日に私が体験したように、ほんの数年後に大きな舞台で、直接的に社会貢献する場面で研究したことを発表する機会に恵まれるかもしれない。(昨年ここで発表した班が翌年(今年)、日本の哺乳類学会での発表につながったことはもっと身近なところで皆さんの記憶にも新しいところでしょう。)

自分たちが心に抱く、「興味、関心」が人々の「公共の利益」につながるとしたら、それは社会やその中に生きる人々へもたらす(得)だけではなく、発表者に宿る偉大な「徳」となるでしょう。本日聴衆として参加するみなさんの学びを促進する機会となれば

" Interest"が持つ「興味・関心、利益・利子」4つの意味がそろい踏み、~ingと~edの形容詞が満ち溢れ、躍動する時間となりますように!