後期始業式

10月24日(水) 

 本日1時間目、後期の始業式を行いました。                   

  

式辞

 秋は喨喨と空に鳴り    

 空は水色、鳥が飛ぶ

魂いななき

清浄の水こころに流れ

こころ目をあけ

童子となる 

 高村光太郎 詩集『道程』より「秋の祈り」の冒頭の部分です。今日のような晴れ渡った秋空を見るとこの詩が心に浮かんできます。前期には体育祭、文化祭など大きな行事がありました。仲間との一体感がもたらす興奮、感動・・・すばらしい体験でした。

しかし、今は心を澄ませて、静かに自分を見つめ、とことん自分の将来に向き合う時です。「秋の祈り」にはこのような一節があります。「わが一生の道程を胸にせまって思いながめ奮然として祈る。」3年生のみなさん、みなさんの前に道はありません。苦しい時期ですが、自分で切り拓いて、その後に道ができるのです。1・2年のみなさんも来月早々には模試があります。ただ受ければよいというものではありません。自分を見つめ、自分がほんとうに何をしたいのかをしっかりと持っていること。それがなければ、模試の結果に自分の将来の方をすり合わせるだけになってしまいます。

しっかりとした自分をつくるということは、友と熱狂して力を合わせることよりも、難しいことです。しかし、ほんとうに優れた集団とは、しっかりとした個人から成り立っているものなのです。みなさんは、遅刻の数を昨年に比べて4割以上も減らしてきました。自分をみつめ、全体のことを考え、状況を変えていく力を持っているからです。

私は、これからの世の中を生きるみなさんがしっかりとした自分をつくるために、多様な他者と出会って、そこから学んでほしいと願っています。

後期には、ふたつの国際交流行事を予定しています。

11月1日には、台湾の鳳新高級中学(高校と同じ)から37名の生徒さんが本校を訪れます。彼等は心から市岡高校のみんなと話し、仲良くなることを願っています。あの東日本大震災に対して、260億円もの義援金(物資などは別)を送ってくれた国の人たちです。  

12月25日には、国のキズナプロジェクトで東日本大震災の被災地を訪れボランティア活動などを行ったシンガポールの高校生25名が市岡高校を訪れます。

心を澄ませて自分をみつめ、多様な他者から学び、しっかりとした自分を育てる「後期」となりますよう祈っています。

 

梅市生活指導部長より

 諸注意並びに遅刻減少への評価、今後への期待など。s-CIMG4860.jpg

部活動表彰 

陸上競技 坂本 暁士 平成24年度 大阪ジュニア陸上競技選手権大会 男子A 400m 2位
第67回大阪高校総体予選会 400m 1位
陸上競技 坂本 暁士 平成24年度 大阪ジュニア陸上競技選手権大会 男子A 400m 2位
第67回大阪高校総体予選会 400m 1位
第67回大阪高校総体予選会 200m 4位
2地区公立大会 400m 1位(大会新)
大阪高校秋季大会 200m 3位
住友 壱星 第67回大阪高校総体予選会 110mH 3位
奥原 拓也 2地区公立大会 男子総合3位
2地区公立大会 走り高跳び 3位
草加 達也 2地区公立大会 走り高跳び 2位
牟田 智 2地区公立大会 やり投げ 2位
秋山 尚輝 2地区公立大会 4×400mリレー 3位
佐藤 凌一 2地区公立大会 4×400mリレー 3位
体操 足立 勝俊 第67回大阪高校総体 2部 個人総合 6位
第67回大阪高校総体 2部 つり輪 3位
テニス 藤井 春菜 第67回大阪高校総体ブロック大会 1位
堀 仁美 第67回大阪高校総体ブロック大会 1位
合気道 山崎 加奈子 関西青少年合気道競技大会 演武 高校生の部 2位
安井 康貴 関西青少年合気道競技大会 演武 高校生の部 2位
安井 康貴 関西青少年合気道競技大会 演武 高校生の部 2位

 

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