ガンバレ!市岡生№8-勝負の夏!

 とうとう、夏休みに突入です。1年生・2年生にとっては、待望の夏休み。クラブ活動中心の日々を過ごしているのではないでしょうか。学校の中も日に焼けた運動部員と毎日出会います。そして校舎の中では、ブラスバンドとNMC(軽音)の音が鳴り響いています。夏の全体集会で話したように、この夏休みに「将来、何で飯を食うのか?自分は将来どの分野で人生を歩んでいこうとするのか?」を考えるために、大学のオープンキャンパスに行ってください。まずは「百聞は一見に如かず」です。京大・阪大・神大から一つ、大阪市大・大阪府立大・大阪教育大・京都府立大・神戸市立外大・和歌山大から一つは行きましょう。それと地方の国公立大学も見ておく必要があります。サンデー毎日(7.27号)に「全国240大学実就職率ランキング」が掲載されていました。卒業者数が1000人以上の大学で、就職率ランキング1位は、福井大学です。ベスト30に入る大学の中で、国公立大学は以下の通りです。()内は順位

 福井大学(1) 九州工業大(3) 東京工業大(5) 名古屋大(6) 岐阜大(8) 名古屋工業大(10) 電気通信大(11) 三重大(13) 秋田大(17) 兵庫県立大(18) 金沢大(19) 鳥取大(21) 佐賀大(25) 大分大(26)京都工芸繊維大(27) 群馬大(29)

 ちなみに、大阪市立大(33) 大阪府立大(44) 大阪大(70)です。関関同立は、関学(45) 立命大(76) 関西(86) 同志社(88)で近大は92位でした。前にも述べましたが、今地方の国公立大学は、注目を浴びていますし、良い人材を輩出していると企業にも評判がよいのです。是非一度オープンキャンパスに行ってほしいと思います。

 さて、3年生の皆さん、勝負の夏がやってきましたね。エンジンかかっていますか?フルスロットルで勉強していますか?集会でも言ったように絶対第一志望を譲ってはダメですよ。粘って粘って最後まで粘り通した者が合格を掴むのですから。そこでこの夏休みに陥りやすい罠を紹介します。それは、「やった気になる罠」です。

 ①講習に出て勉強した気になる

 ②予備校の夏期講習に行ってやった気になる

 ③通信衛星予備校の画面の前に座ってやった気になる

 ④自習室に座ってやった気になる

そんな「やったに気になる罠」に掛かっていませんか?この罠の共通は何か?「勉強の場にいるのだけれど、実際に頭はそんなに活動していない」ということです。ですから、この罠にかかってしまうと、気持ちだけはものすごく勉強した実感が残りますが、実際の実力はそんなに伸びていないということになります。この罠はこわい!無為に時間を過ごしてしまうのです。

 どのようにすればこの罠にかからないか?今まで模擬試験などを受けて自分の弱点は把握していますよね。その弱点を徹底的に克服する勉強をすべきです。合格への近道は、みんながほぼ合うであろうという問題を絶対に落とさないことです。この勉強は苦しいですよ。いままで「わからない、いやだ、うっとしい」となおざりにしていたところを勉強するわけですから、楽なはずがない。ですが、時間がある夏休みこそ、弱点克服です。頭をフル回転させて、やった気になる罠に嵌らないように勉強してください。ちなみに勉強時間は、最低1日10時間です。これが最低ラインです。朝3時間、昼から3時間、夜休憩はさんで4時間です。これで十分に10時間は確保できます。睡眠時間も十分確保できます。ガンバレ!市岡生、試練の夏を乗り切れ!

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