1年次生、職業ガイダンス実施

 本日、10月25日(土)の3時限目に、1年生を対象にした職業ガイダンスが開催されました。講師として来ていただいた方は、保育士・小学校教諭・中学校教諭・公務員・薬剤師・弁護士・税理士・建築士・制約会社社員・イベント会社社員・大フィル事務員・看護師・税関職員の方々です。私は、この職業ガイダンスはとても重要な企画であると考えています。理由は以下の通りです。

 第一に、高校時代から将来のビジョンを持つこと、考えること(考え続けること)はとても重要であるということです。将来の職業選択は、大学の学部選びに直結してきます。ただ、漫然と大学進学を考えるのではなく、将来のビジョンを持って大学選び・学部選びをすることは、モチベーションという観点から考えて全然違うものになるからです。

 第二に、市岡高校は単位制でありますから、これから次年度の科目選択の最終段階に入ります。職業ガイダンスを受けることにより、自分の選択している科目の最終確認ができます。今では、理系・文系と判別できない職業が数多あります。大学の学部も同様です。もう一度、次年度に学習する内容がこれでいいのかの最終チェックを、この機会にしてください。

 第三に、その道のプロに話を聞くことにより、仕事の実情がわかるということ、その仕事の魅力がわかるということ、その仕事のつらさがわかるということ、その仕事のやりがいがわかるということです。たとえば、弁護士という仕事。私達が、イメージしている仕事は、裁判での被告人の弁護という仕事ですが、実際はそれ以外に多岐にわたっている。商法関係で会社の経営に携わったり、紛争を未然にふさいだり、調停の仕事をしたり・・・。私達の知らない面をいろいろ教えてくれます。このことは大変大事なことで、私達の勝手なイメージで職業選択をするのではなく、実像を知ることが大切だということです。だから、大学でも高校でもインターンシップということが、多くの学校現場で実施されているのです。君たちも、大学に進学したのちは、必ずと言っていいほどインターンシップに参加してください。

 さて、ここからは市岡高校のOBの方に向けての話です。今回の職業ガイダンスにも卒業生の方が、講師としてたくさん来ていただきました。本当にありがたいことです。ありがとうございます。これが伝統校の強みですね。私は、この強みをもっと活かしたいと考えています。ですから、「市岡高校支援人材バンク」をリニューアルして、OBの方々の登録を呼び掛けました。ところが、登録はまだまだ少数です。社会の第一線で活躍されている卒業生の方の思いをもっと市岡生に教えてやってほしいと思っています。高校時代に卒業生から話を聞いた生徒は、社会人になれば「高校生に話をしてやろう」という気持ちも生まれると思います。好循環の影響を期待しています。是非、「市岡高校支援人材バンク」に登録をお願いします。登録は、HPに申請用紙があります。よろしくお願いします。

 本日、「職業ガイダンス」に講師として来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。

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