休日を利用して映画「ビリギャル」を観ました。原作も現在65万部のベストセラー。映画興行もかなりの高評価。そして先日NHKの9時のニュースでも取り上げられていました。だから、大学受験に向けた勉強のために観に行きました。映画館の中は、予想していたとはいえ、高校生の男女のグループが大多数。高校生に交じっておっさんが観ているのもちょっと恥ずかしかったですが、「中間テストが近いはずだけど、この子たち映画を観ていていいのかな・・・」と思いつつ観ていました。映画はどうだったか、はっきり言って泣きました。いい映画です。第一中間テストを前にしてこんなこと言うのはあまりよくないかもしれませんが、テストが終わったら観に行ってほしい。特に次のような人に見てほしい。
★クラブも引退し、受験勉強に力を入れなければならないのに、もう一つ気持ちが乗らない人
★自分に自信がなくて、どうも弱気になってしまいそうな人
★学校の成績がよくなくて、自分に自信が持てない人
そして、この映画を思い出してほしい。
★模試の結果がよくなくて、めげてしまいそうなとき
★最後まで粘れるか自信が無くなりそうなとき
★第一志望をあきらめそうになった時
この映画は勇気を与えてくれます。力を与えてくれます。
そして、保護者の方々にも観てほしい。吉田羊が演じる「ああちゃん」(お母さん)の姿は、受験生をもつ親の一つのモデルだと思います。素晴らしい家族の物語です。
そして先生方には、原作を読んでほしい。伊藤淳史演じる坪田先生の言葉は、実は心理学をバックボーンにしたとても意味がある言葉であることがわかります。
主人公のさやかさんは、中・高・大の一貫私立高校に通う女子高生です。塾と学校という違いはありますが、生徒を信頼すること、寄り添うこと、支え続けることの本質は同じだなと思いました。