鳥取大学の先生が来られました!

 5月22日(金)12時半から視聴覚教室で鳥取大学の大学教育支援機構入学センターの森川准教授が来校され、鳥取大学について説明をされました。驚いたのは、平成26年度入試の都道府県別出身で一番多いのが、鳥取県と思いきや、兵庫県であること。242名です。次いで鳥取県、192名。そしてなんと大阪府は93名も鳥取大学に通っている。3番目です。鳥取のお隣の県島根県よりも多いのです。「意外に身近なんだ・・・」と再認識です。学生の70%が通学時間10分圏内に住んでいること。住居費は、月々31000円であること(1日1000円)。鳥取大学の学生は、地元からはかなり「鳥大生」として敬われる存在であること、等々。やはり、実際に聞いてみないとわからないことがたくさん聞けました。

 気になる就職も「地方大学に通うと地方に就職する」ということではなく、かなりの割合で出身県で就職していること。そして何よりも国公立大学は、私立大学と違って学習・研究条件が違うことが話されました。特に理系の生徒にとってみれば、どんな研究ができるかということがとても重要。就職時も「どこの大学出身?それで何を研究してきたの?」と聞かれる。そのとき、「何も・・・」と答えるとそれで就職活動はお終いということだと話されていました。大手の私学では、「教授一人あたりの学生数が多く、十分な研究ができずに卒業してしまうケースがかなりある、それに比べて国公立大学は手厚いですよ。」と熱く語ってくださいました。

生徒にとってとてもためになる話だと思います。最後に言われたのは、「自分が4年間過ごす大学なんだから、まずは足を運んで実際に見てください」ということです。やはりそうです。自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じることが大切です。

 今日は、2年生も数人参加していました。こういう機会はどんどん利用して自分の進路の参考にしてください。次回も自分ではなかなか足を運ばない地方大学シリーズがあります。お楽しみに!

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