仙台空港に着いてから各クラス地域に分かれて震災学習です。私は1組、2組と一緒に亘理町に行きました。亘理町では震災語り部の人たちによる震災当時の様子をビデオで学習し、地域をバスで巡回しながら語り部の人たちの話を聞きます。バスから見える風景からは、震災前の様子を想像することができません。しかし、語り部の人たちが、「ここにはたくさんの店が並んでいて、結構賑やか場所だったんですよ」と言われた場所には、何もありません。あの震災が、一瞬にして多くの人たちの生活と命を奪ってしまった事を、改めて痛感します。バスの中では、私の横で語り部の人が話をしていました。話されている内容は、びっしりと手書きで原稿が書かれていました。その字を見た時に、語り部の人の熱い思いがわかったように思いました。ほんの僅かだと思いますが...。







