9月6日(金)7日(土)、"個性開花"をテーマとし市岡高校は文化祭を開催しました。文化祭企画運営委員、各クラスの文化委員を中心に、生徒が主体となって行う市岡伝統行事のひとつです。私は初めての体験だったのですが、とてもユニークな企画が多かったように思います。季節がら調理系企画の実施が困難なので、お菓子と飲み物販売企画になるのですが、クイズありゲームあり挑戦ありの組合せ企画になっていますので、単純に買える仕組みにはなっていませんでした。遊具施設系の企画は、シーソーやコーヒーカップなどミニ遊園地状態。設置運用が難しく大変だったのではないかと思います。3年生が受験で忙しいなか、なんとかやりくりしたのでしょうね、3クラスも演劇ミュージック部門に参加してくれたのには驚きました。そのほか、クラブと同好会がそれぞれの専門分野で、高いクオリティのパフォーマンスを見せてくれましたし、ご来校いただいたご家族や中学生の皆さんにもきっと満足していただけたのではないかと思います。私も高校生に戻った気分で楽しむことができました。
文化祭最大の魅力は生徒が自分たちで企画運営し参加し楽しむこと。ただし、参加の仕方は生徒それぞれで、ハイテンションでガンガンいく派もいれば、静かにマイペースで2日間を過ごす派もいます。そのどちらもが楽しめる全員参加型の文化祭企画。よく練ってくれていたと思います。
あとはクロージングセレモニーでも話しましたが、盛り上がった文化祭も終わり、自分がはっちゃけたところに行っていますので、全員が整理整頓・掃除をきちんとやることを通して、いったん自分の心の原点へ回帰しておく必要があります。自分の原点(基礎基本)に確実に戻ることで立ち位置を確認し勉強・部活への全力体制を整える。きりかえ上手な市岡生になってくれれば百点満点です。