面接に臨むときに

 毎年9月になりますと、多くの高校で3年生の入試対策として面接練習が本格化してまいります。確認しますと本校でも40名強の生徒が面接を控えているようで、個別の指導に入っています。数日前、私のところにも生徒が面接練習にやってきました。保育・幼児教育系進学や医療系進学をめざす生徒たちでした。どちらも人の命を預かる大切な仕事です。こどもや患者さんに対する愛情とケアの精神が不可欠であることは言うまでもありませんが、同時に社会からの期待と背負っていく使命も大きなものだと思います。生徒たちには、その重さをきちんと理解して、それにかける自分の思いを自分の言葉で凛として語ってほしいと思います。

 今回は保育・幼児教育・医療看護の分野をめざす面接練習でしたが生徒たちの進路は多様です。どの分野をめざしていようと、全てにおいて前提となることは、まず「自分にとって大切なこと、譲れないこと、こうありたいということ」がきちんと語れるかどうかです。それがあってはじめて、その分野を選んだことに重みが出るのではないでしょうか。生徒には「私は**を大切にして生きていきたいと思います。そのために○○の道を選びました。」という語り方をしてほしいと思っています。「私が○○の道を選んだのは**ができると思ったからです。」と説明するのとでは、相手に伝わるものが全く違うように思います。