本校は10月7日(月)より3泊4日の日程で、73期生北海道修学旅行を実施いたします。この旅行の目的とするところは以下のようになります。
とかち農村ホームステイを通して、食・いのち・人・地域とのつながりを体験し学びとする。団体行動や共同生活を通して規律やマナーを守る生活態度、他者への思いやりの気持ちを育む。
旅程をざっくりお伝えいたしますと、いわゆる観光地を巡るような時間は見当たりません。一日目は大阪から十勝地区への移動日、二日目が農業体験を通じた"食・いのち・人・地域とのつながり体験"、三日目が大自然の中での様々なグループ活動と宿泊施設でのレク活動、最終日は大阪へ帰る移動日ですが、途中、かつて北の商都・小樽の街と文化に触れる時間を取っています。
あれもこれもと観光要素を盛り込むのではなく、重要な体験に絞り込んで時間的にゆったりと企画されていることがわかります。この企画に生徒自身が事前にどれだけ関わることができたか、そして当日どれくらい汗をかいて実践できるのか、それがこの修学旅行の楽しさや価値を決めるものだと思います。人から与えられるのではなく、自分たちでつかんだほんものの楽しさを満喫してくれればいいな、と思っています。本校で修学旅行に引率同行するのは初めてになりますが楽しみにしています。