令和元年度後期始業式 校長あいさつ

 令和元年度も今日から後期に入ります。簡単にこの半年を振り返りますと、私たち教員はどうすればもっと皆さんが勉強しやすくなるだろうかとか、運動や部活がやりやすくなるだろうかと全員で考えてきました。実はとても時間のかかる構想になるのですが全員でしっかりと議論をしています。同時に、今すぐやれることはすぐやるようにしました。しっかりと挨拶することをみんなで実践したり、学校ホームページをリニューアルしたり、一部の教室だけで申し訳ありませんが、プロジェクターを導入して授業の質を高めたりしながら、学校生活の充実に取り組んできました。

 そして後期からはホームページのようなサイバー空間から一歩すすめ、私たちが毎日使っているこの学校をもっときれいにして整理整頓していきたいと思います。そのために皆さんにお願いしたいことは、毎日SHRが終わったら、日直さんかそうじ当番さんの仕事になると思うのですが、黒板とチョーク受けをきれいに拭きとってほしいと思います。何事も毎日きちんとやるということは大変なことですが、みんなで実行したいと思います。それと校内に落ちているゴミに気が付いたら、ひとつだけでいいので拾ってくれると嬉しいです。

 より気持ちの良い環境を全員で作り上げ、維持しているという実感がとても大切で、そのことが必ず皆さんの生活習慣をかえ最後は満足いく進路実現にいきつくものと思っています。継続することは大変なことですが、大切なことだと思いますので、みんなでやっていきましょう。

 最後になりますが、皆さんにご紹介しておきたいお手紙があります。此花区伝法にお住いの80代のご夫婦からひと月ほど前にいただいたお手紙です。全部を読む時間がないので一部だけになります。

 「・・・老人会の買い物で大阪ドームのエディオンに行くことになったのですが、どうしても場所が分からなくて困っておりました。そのとき三人の女子高校生様がエディオンの入り口まで連れて行ってくださいました。歩いている間に、御校の三年生とお聞きしましたが、なんのお礼もさせていただけないままお別れ致しました。主人も心より御礼申し上げております。本当にありがとうございました。おこころ優しい素晴らしい女生徒様のことを毎日思い出し、感謝しております。かしこ。」

 このお手紙をいただき、こんな生徒がいることを本当に誇らしく思います。この三人の行動は素晴らしいものですが、きっとこの三人だけのことではなく、実際はその何倍もの数の生徒がこのような行動を取っていることと思います。こういうことの日々の積み重ねが皆さんの人生を変えていきます。すべてを豊かな結果へと導いてくれます。とても嬉しくて誇らしく思いましたので、ご報告させていただきます。

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