夏休みSSH報告「阪大医学部実習」

今年で6回目を迎える阪大実習。今年も20名(1年生16名、2年生4名)が参加し、たくさんのことを体験しました。
2回の校内実習では、今年は例年とは少し趣向が違い、生命倫理について考える機会に加え、普段できない実験ということで、豚胎児の解剖実習を指導していただきました。参加者はけっこうのめりこんで解剖していました!生き物の体って、見ないとわからないことがたくさんありました。また、医療とかかわる仕事はたくさんあることを知り、動物実験の目的についても考えることができました。阪大での実習の準備はOKです。
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阪大実習1日目では実験動物施設の役割や、最先端の製薬研究の話を聞きました。また、ガウンテクニックの体験も行いました。
実習2日目は、ゲノム編集の講義に始まり、ゲノム編集を行う際の手術技術の体験をラットを使ってさせていただきました。
技術の進歩が予想以上だったこと、数千万円の機械で小さなタンパク質を研究していること、器用な技術で移植が行われていることがわかりました。実習はとても神経を使う細かい作業でしたが、スタッフの先生方のおかげで無事にクリアできたかと思います。
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医療の役割、やりがいを一人一人が感じられ、命の大切さ、生物のすごさや可能性を考えられたと思います。
この夏休みに体験したことを忘れず、将来の役に立ててほしいと、関係した大学の先生方は願っています。
文化祭ではパネルを展示するので、またご覧ください!

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