7月29日(月)と7月30日(火)は、ノースストラドブローク島にある、モートンベイリサーチセンター(MBRS)で研修を行いました。
1日目の午前は、引き潮の時間に砂浜に行き、砂浜にいる生き物を探しました。小さい蟹や貝、魚など様々な生き物が生息していました。その後、2つの砂浜に打ち上げられている海洋ゴミを拾い、どういったゴミが流れついているのか、どういった経緯で流れ出たゴミなのか、どのように処分すべきなのかを調査研究しました。前日に水野先生からプラスチックゴミによる生き物への影響について学んだので、海洋ゴミの実態について、より深く考えることができました。
午後は、島周辺に住むプランクトンを採取し、種類について調査研究しました。小さなプランクトンもマイクロプラスチックという小さなプラスチックを食べてしまい、そのプランクトンを上位捕食者が食べ、結果として、再上位捕食者である人間に影響が出ることを学びました。
夜には、きれいな星空を見ることができました。南十字星や天の川の観測など、大阪では滅多にできない経験に、生徒たちも大喜びでした。
2日目は、フェリー出発の時間まで、周囲の森や海を散策し、野生動物を探しました。野生の親子コアラやワラビーをとても近くで見ることができました。
思いもよらぬトラブルで、1週間短くなった研修でしたが、生徒たちは、一生懸命いろいろなことを学んでいました。隙間時間があれば、現地の人と英語でコミュニケーションを取っている生徒もたくさんいました。研修に参加した20人には、とても刺激的で素晴らしい経験になったことだと思います。これからは、学校全体に研修成果を波及するために、発表活動などを頑張ってもらいます!