『情報リテラシー講演会』
4月17日(火)、全学年を対象にNIT情報技術推進ネットワークのサポーターとして全国で講演啓発活動をされている嶋田亜紀氏に講演を行っていただきました。生徒たちはスマホ持参で体育館に集合し、画面操作をしながら講演が進みました。
4月の月間目標は「いじめを許さない」です。最近はSNSを使った書き込みによる「いじめ」も発生しているので、被害者にも加害者にもならないようにもお話いただきました。
「20桁の暗証番号なのに、乗っ取られてしまいました」 というショッキングな嶋田氏の発言から講演は始まりました。 「会社では、採用の際に必ず検査係りが君たちのツイッターやブログを見て、判断している」 「1回『炎上』してしまうと見えにくくなるのに2年はかかってしまう」 「バスの運転士が解雇された理由が、勤務中の70回ライン」 「小学1年生からインスタグラムをやっている」 「短いスカート姿の写真がネット上で勝手に売買されている」 「スマホを1時間以上使うと、勉強時間に関わらず、学力が低下するという研究結果もある」
など、最近の情報を嶋田氏は語られました。また、授業中にスマホ使わないのは、社会人になるための練習ですとも言われました。
講演最中にスマホ画面を見つめながら、「友達の自動設定」をオフにしたりする生徒の姿が多数見られました。人としっかり会話ができる人は、ラインでも被害に遭わないという言葉が、いかにコミュニケーションが大切であるかを物語っています。