PTA第1ブロック協議会
7月7日(土)大雨が気になる午後、豊中のホテルアイボリーにおいて大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会が開催されました。本校からはPTA会長と副会長の2名と校長先生が出席しました。
総会後の講演会では、落語家の桂枝女太(しめた)氏から「言葉の重み」というテーマでお話がありました。流石いつも高座で話慣れておられるので、聞き入ってしまいます。氏は人権講演会などで小学生や中学生に語っておられるそうです。今では放送禁止用語にもなっている身体の不自由な人を表す言葉の使い方について、その経緯も含めて持論を展開されました。聞き手も嫌な思いになる言葉を使うときは 「○○のくせに」 と相手を見下して使っているというのです。そう言われるとそうだなと会場の一同はうなずきました。 放送現場では「女」という言い方にも気を使っているようです。アナウンサーは 「被害者は30歳の『女性』です。そして加害者の『女』は無職です」 と読上げます。悪者には『女』を使っても問題がないそうです。 言葉を生業(なりわい)としておられる氏から聞いた話の中で、特に印象に残ったフレーズを紹介します。
「『ごめんなさい』は言葉の消火器です。初期消火には特に有効です。でも時間が経つと効果は薄らぎます」全くその通りです。
懇親会では、各校のPTA活動の発表がありました。お揃いのTシャツ姿でステージに上がる学校や替え歌を披露する学校もありました。本校はスライドを使ってPTA活動を発表させてもらいました。軽快な会長説明には拍手が沸き起こり、副会長のエンパワメントスクールを語る言葉には重みが感じられました。