箕面第六中学校への授業見学

箕面第六中学校への授業見学 

12月10日(月)の午後、本校の教員約20名が箕面第六中学校の授業を見学させてもらいました。中1から中3のどの授業にも工夫があり、わかりやすい授業が展開されていました。本校の教員はいい刺激をいただきました。

学び直しを実践しているエンパワメントスクールとして、以前から中学校の授業は気になっていました。この度、箕面第六中学校の浅井校長先生のご厚意により、午後のどの授業を見に来てもらって構いませんと言っていただき、授業見学を実行できました。

どの教室にも巨大モニターが設置されており、中学校の先生方はモニターを効果的に活用されていました。板書は大事ですが、視覚的情報への子どもたちのよい反応は中学生も高校生も同じです。もちろん、板書の良さもあります。2年生の国語の授業は、漢文でした。白文を書いたボードを活用し、解説をした黒板全体の高い完成度は、見やすく写しやすいものでした。また、音読の際には全員が大きな声を出していました。

箕面第六中学校を始め、箕面の中学校には英語のネイティブの先生(ALT)が3人も配置されています。そのALTが生徒たちと生の英語を介してコミュニケーションをとっている姿に身近な英語教育を感じました。ペアになって、ALTの出すクイズに答える形式で英語を楽しみながら学んでいました。1年の英語の授業では、まず皆で英語の歌を歌っていました。話す難しさを英語の歌詞を口ずさむことで易しくしています。大声で歌う生徒には、きっと英語で話す抵抗感は小さくなっているはずです。また、挙手をする際に指を1本、あるいは2本、3本立てている生徒がいました。指名された回数を指で現しており、その回数がポイントになるようで、発言を促す工夫の一つだと感心しました。

数学の授業は、先生はあまり口を出さずに生徒たちに考えさせるスタイルでした。グループ学習も取り入れられており、生徒たち同士の学び合いの姿が見られました。また、他の数学の授業でも、班別ではなくても、自然な形で隣と相談できる雰囲気が出来上がっていました。

今回の授業見学で実際の中学校の授業の実態を知ることができました。中学校の先生方が工夫されている授業を手本に更にわかりやすい授業作りをするヒントをたくさんいただきました。箕面第六中学校の先生方、本当にありがとうございました。

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