【No.33】 教職員も学びます!~AED講習会

  • 今日(8月24日)は堺市消防局の救急救助課から、応急手当指導員の福岡久一様と中井薫様をお招きして、本校教職員対象にAED講習会を実施しました。
  • 指導員のお二人からは「AEDは止まった心臓を動かすものではなく、心臓の痙攣を止めるもの」「止まった心臓を胸骨圧迫することによって血液を環流させ、脳のダメージを防ぐ」「死戦期呼吸(心停止直後に起こりうるゆっくりとあえぐような異常な呼吸)の場合も心臓マッサージ(胸骨圧迫)が必要」「『人工呼吸はできるならやる』で構わない、でも胸骨圧迫は必ず」といったようなお話を伺い、認識を新たにした教職員も多数いました。実技指導では、2体の人形を相手に、参加者全員が胸骨圧迫の指導を受け、また、発見から周囲への協力依頼、通報、心臓マッサージ(同時進行)に至るシミュレーションを行ったりしました。お二人のユーモアを交えながらも現場を踏まえたリアルなお話や実技指導に、一同聞き入りながら、質問も絶えないような実り多き研修となりました。福岡様、中井様、ご指導本当にありがとうございました。
  • 日本各地の学校では、毎年、不幸にも心臓突然死に至るケースが少なからずあるようです。教育現場に勤務する私たちは、「事故は起こるもの」と認識し、当事者意識を持って事態に備える必要があると確認し合った次第です。

堺東高校 校長  栗山 悟

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