高校野球の夏がやって来る
私の将来の夢は、リハビリの作業療法士になることです。 でも、 今、一番身近な目標である夢は、大方高校野球部のマネージャーとして、 部員のみんなと一緒に甲子園 に行くことです。
私がマネージャーとして野球部に入部したのは、去年の4月でした。 最初は部員数 も十数人いましたが、だんだんと減っていき、少ない時は6人になってしまった時も ありました。 でも、毎日遅くまでの練習も、冬場の辛く厳しい練習も、試合にも参加できない人数でしたが、 毎日ひたすら頑張ってきました。
自分自身、 最初の頃は、 部員が練習に来なかったり、 1人、 また1人と部員が辞めていくのを見て、辛い時もありました。 そして、みんなの考えている事が分からなく なった時もありました。 でも、残っているメンバーが、 毎日一生懸命練習をして、試合で必死で戦う姿、 そして試合で勝った時の姿を見ると辛い気持ちは、いっぺんに全部吹き飛びました。
現在も、大方高校野球部は部員数がギリギリです。 県内には40人から50人も部 員がいて、 何度も甲子園に出場している強豪校もあります。 もちろんそんな強いチー ムと対戦することもありますが、 高校野球をやる限りは、 「甲子園」 を目指して部員の みんなに頑張ってほしいし、 自分もみんなが野球に専念できる環境をつくり、精一杯 サポートしていかなければならないと思っています。
今年も「夏」 という高校野球の季節がやってきます。 たぶん自分も部員と変わらな いくらい日焼けして、周りから 「黒い黒い」 と言われることでしょう。でも、それを 笑ってかわすくらいの大きい心で、 みんなを支えていけるように頑張っていこうと思います。
夢が夢のままで終わらないように。
2年 久川あゆみ
「高校生の夢」47都道府県 47人の高校生の夢 ~夢を持って進路を決める~
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