第1回 オープンスクール開催 8月27日(火)~29日(木)
先週末の天候が回復し、再び強い日ざしが照りつける中、第1回の「オープンスクール」の初日を迎えました。
本日は、若干の欠席者があったものの、181人の来校者がありました。
心配していた来校者の混雑もなく、皆さんは二輪車(自転車・バイク)・公共交通機関(阪急バス・京阪バス)・その他の手段を
それぞれで計画して早めにお越しいただいたようで、主催者側としては、胸をなでおろした次第です。
オープンスクールは、以下の内容で進行しました。
9:00 受付開始
9:50 開会 学校長挨拶
10:00 学校生活の概要1
10:15 生徒による授業紹介
10:45 学校生活の概要2
11:20 校内の見学 「職業に関する学科」を中心に
12:20 質疑応答
12:45 アンケート記入 解散
生徒による授業紹介では、生徒が分担して、各教科の授業内容を2分程度ずつ説明しました。
夏休みをはさんでの練習となりましたが、短期間で集中して各クラスで練習に取り組みプレゼンテーションもスムーズに進みました。
校内の見学場所は、「職業に関する学科」の授業が中心です。
ここでも生徒たちが各学科に分かれ、普段の作業の様子等を披露しました。
オープンスクールの3日間は、この校内見学を中心に三日間連続して、その様子をお知らせします。
ジオラマ制作:府立吹田支援学校 教諭 畠中 俊彦
【生活科学科】
生活科学科では、介護補助、レクリエーション指導などの学習や、掃除・洗濯・料理などの家事援助の学習を通じ、
福祉サービス分野などでの就労をめざします。
そのためには、まず自分のことは自分でできるようになる「自立」が大切です。そのうえで、人と関わり、人の生活を支えるスキルや態度を身につけていきます。
今回のオープンスクールでは、手作りハンディモップを展示しました。
掃除道具に関心を持つきっかけとして、独自のデザインを工夫しながら楽しく製作したものです。見学に来られた皆さんには、「ともだちになるために」という歌の手話を全員で披露しました。また、施設見学として、実習室も見ていただきました。今後学習する介護関係の備品が入っている部屋です。
手話は聴覚障がいのある方のコミュニケーションツールのひとつです。「相手に自分の思いを伝え、また相手の思いを理解する」ことの練習として、前期にはこのほか「コミュニケーションゲーム」も授業で行いました。
サービス業の仕事につきたい生徒には、特に「相手の気持ちを考え、相手の立場にたって行動できる。」そんな優しい気持ちをもつ人に成長して言って欲しいと願って、日々指導をしています。