◆2日目も好天に恵まれ、190人ほどの来校者がありました。
【食とみどり科】
食とみどり科では、1年を通じて四季を感じながら「摂津とりかいはばたき農場」で気持ちの良い汗をかき、収穫した野菜や果実を加工し、販売する計画です。
農園芸分野・食品加工分野の学習を通じて、連携・協力しあい、時間をかけて取り組むことや実りを待つことの大切さを知り、環境や食への関心も高めていきます。
さらに食品の加工・衛生に関する基本的な知識・態度・技術を身につけます。
農場は、もと「高校のテニスコート」の敷地で大変広いです。
併設する摂津支援学校も園芸や畑作業に取り組んでいます。今回の施設見学でその全貌をご覧いただき、今日は畝作りの様子を披露しました。
開校したての学校の土地はやせています。今年度の課題は「土作り」です。これから何年も作物を育てていく畑の土作りに重点をおいて活動をしています。
耕し、畝を作り、また耕し、その単純な繰り返しの中で、肥えた良い土ができます。この繰り返しが簡単そうにみえて一番難しいことではないでしょうか。
暑い日も寒い日も身体を精一杯動かして、作物と共に子供たちも成長していきます。土で手が汚れたり、マメができたり、鍬や鋤を使う姿もまだまだ板についていませんが、今年の、頑張りによって、来年豊かな収穫が出来るかどうかが左右されるのです。後輩のためにも、1期生による「土作り」は大きな使命であると考えて、日々汗をかいて仕事をしています。
摂津市農業振興会主催「第49回農産物品評会」にて特別賞をいただいた
今年収穫した【鳥飼なす】