「外国語の授業紹介」(異文化理解)

1219()3.4限―外国語

「外国人とコミュニケーションをとろう」

 

異文化理解を目的として、インターネット回線を利用したTV電話で、南米エクアドルと中継を結 び、エクアドル人の音楽家ルーシー・マイグアさんと会話をすることとしました。

事前の調査として、生徒にアンケートを取ったところ本校の生徒の実態として次のようなことがわかりました。

6割の生徒が外国人と話をしたことがあるが、そのほとんどが中学校時代のALTの先生でありそれ以外の外国人とは話をしたことが無い状況である。もし、外国人に道を尋ねられたらどうするかという問いには、半数は無視する、逃げる、困惑すると回答し、外国語の授業が大好きな生徒でも、まだまだ、外国人とコミュニケーションをとるには心理的な壁があることなどです。

そこで、本人に今度外国人とコミュニケーションをとる機会があった時に日本語で話をするか、その相手の言葉で話をするか、通訳を介して話をするか、希望を取りました。

 

前回の事前学習では、エクアドルの公用語であるスペイン語であいさつや自己紹介の練習をして、一人ひとつ、ルーシーさんへの質問を考えました。また、時差マップを使って現地との時差が14時間あることなど、現地の状況や情報を確認し、学習しました。

本番では、①あいさつ②自己紹介③質問④お礼の順に、一人2分程会話をしました。

今回、初めて外国人と話す生徒も数名いる中、大変緊張していた様子でしたが、全員が大きな声で会話を楽しむことができました。

振り返りシートには、「最初は(自分のスペイン語が)通じるかこわかったけれど、ちゃんと通じてうれしかった。」「話ができて楽しかったです。ルーシーさんはいろんな国が好きだということがわかってよかったです。」「これからは違う国の人ともたくさん会話したいなぁと思いました。自分から違う国の人にしゃべりかけたいです。」といった感想が書かれてありました。

これからも、外国人や外国の文化に積極的に関わり、世界のことをさらに知ってもらいたいと思います。

 

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