蒸し暑い梅雨のさなかですが、本校はばたき農園の3年生エリアの作物にとっては「ぐんっ!」と大きくなる時期でもあります。今年の作付けはトマトにメロンにスイカにキューリ、ピーマン。パセリやバジルといったハーブ類、花卉類です。
そして、7月8日はエダマメの収穫を行いました。この頃は海外でもエダマメの風味や栄養価がみなおされておりますが、本校の今年のエダマメは出来が違います。
背丈の低い茎ですが、ぱんと詰まった莢(さや)が沢山ついています。だらだらと流れる汗と闘いながら、どんどん引っこ抜いて、根を切り農作業室に。
クーラーの効いた農作業室に少しほっとしながら莢を外してゆきます。ご家庭に持ち帰る分を残して、食味検査のため一部を茹でます。
今回は塩分4パーセントで6分間茹で上げました。ざるに移して急冷。茹でたてアツアツも良いものですが、とにかく外が暑いので、今回は冷やしていただくことにします。お昼休みをはさんで、すべての作業が終了してから。手をあわせて!「いただきまーす。」
「うん、うまい。」「おいしい。」4%の塩分がエダマメの甘みを引き出します。茹でる直前にカメムシを発見して、取り除きましたが、ゆであがりの香りさえもがおいしそう。あとからあとから手が出てきます。
まさに大豊作を喜んだ一日でした。つぎはトマトの収穫祭だ!はばたき農園の三年生ははまだまだ熱くなりそうです。