さて前回、次回は植物が成長した姿をお送りしますとお伝えし、いつのまにやら10月末......。
いよいよ、とりかいフェスタが目の前に迫り、模擬店という形の学習発表の前に、食とみどり科3年生の今までの取り組みを振り返りたいと思います。
野菜は、ミニトマト(千果、アイコ、イエローアイコ、オレンジパルチェ、グズベリー)、エダマメ(夏の調べ)、スイートバジル、ホーリーバジル、小玉スイカ、昨年度末から植えていたタマネギ(泉州中高黄)
ミニトマトを管理しているところ。
エダマメ収穫中
収穫したバジルをパッケージしているところ。
ハーブは昨年度完成した、はばたきハーブ園にて、多年草の各種ハーブを育てていました。(詳しくは2期生の卒業制作にて)
ハーブ園の管理中
初夏に入り、ミニトマトが収穫できるようになり、7月には夏野菜収穫祭として、ミニトマトを使ったスパゲティを作りました。
収穫したミニトマト(緑のミニトマトはグズベリーで緑色で完熟します)と、タマネギを洗浄中。
ナスは2年生で育てている、食とみどり科の伝統「鳥飼なす」です。なにわの伝統野菜にも選ばれている大阪の伝統野菜です。2年生からお裾分けしていただき、スパゲティの材料に。
ミニトマト(黄色種混ざっているので、ソースの色は赤色になりませんでした)とタマネギをミキサーにかけ
タマネギを、みじん切りするバージョンも。
タマネギを炒め
スイートバジルをピューレに
全部を混ぜ込みました。
......バジルピューレをこの段階で入れたことが後に大惨事に。
......カレー?
はい、バジルピューレを入れてから熱を加え続けたので、バジルの緑色が褐変してしまいました。
見た目、おいしくなさそうですね。
鳥飼なすのソテーを乗せて、完成ですが......完全に昨年の方がおいしそうです。(※昨年の記事に飛びます)
しかし、肝心なのは味!!
コショウとパルメザンチーズを乗せて食べました。
感想は「見た目はアカンけど、味はめっちゃうまい!!」でした。
ホっとした瞬間です。
ちなみに皆さん、気づいていましたか?
服装が、今までよりかっこよくなっていることに。
実は今年から、食とみどり科では調理のときは、お揃いのコック服を着ることになりました。
みんなお揃いのコック服で調理すると、衛生の意識も高まり、みんな今までよりもさらに頑張ってくれるようになりました。
最後にデザートに
収穫して、さらにキンキンに冷やした小玉スイカを食べました。
夏休み明けには、さぬきうどん作りです。
小麦粉(中力粉)を量り
塩水を混ぜてこねていきます。
一度、生地を丸めて寝かせます。
寝かした後は、
ビニール袋に入れて、ひたすら踏んでいきます。
踏んでコシを出すのが、うどん作りの醍醐味ですよね。
......じつは、さぬきうどんは、コシが強すぎて、腕力でこね上げるのは難しいです。
体重+脚力でこね上げます。
その間に具材の
大根おろし作りも並行します。
こね上げた生地は、一度、菊練りという方法で丸くした後、このようにカットしていきます。
できるだけ、切り分けた生地が同じ重さになるようにします。
生地を5mmくらいの厚さに伸ばしていきます。
伸ばした後は、
パスタマシンのうどん刃で、うどんにしていきます。
塩水でうどんを茹でていきます。
うどんが浮き上がれば茹で上がりです。
茹で上がった後はこうしてお湯を切り(湯気がすごく熱いです。だから先生が湯きり係りです)
水道水で粗熱をとり、
氷水で一気にしめます。
巨大ボウルに6kgの氷を入れ、氷水を作り、ざるごとダイナミックに沈めます。
沈めたらひたすら揺すると、あっというまに、しまります。
うどんに、大根おろしと、本校で収穫したチャイブ(ネギのハーブ)をきざんでのせて、生醤油で食べます。
「めちゃうま!!」
と大満足です。
さて、今回6月~10月までの食とみどり科3年生の活動をダイジェストでお送りしました。
次回はいよいよ、とりかいフェスタ直前号!!
収穫もバッチリ。
次号 とりかいフェスタ直前号「Newドライハーブシーズニング&新商品お披露目!!」
Coming Soon!!