平成２９年１１月２日(木)
本校が開校から5年目を迎えた創立記念日でしたが、この日は翌週に控えた「とりかいフェスタ(学校祭)」に向けて各クラス準備と、3学年合同のL.H.Rを行いました。
合同L.H.Rでは翌日が「文化の日」ということもあり、この度は世界的にご活躍されている京都造形芸術大学の教授、現代美術家のヤノベ ケンジさんにご来校いただき、ご講演をしていただきました。
テーマは「南茨木駅サン・チャイルドができるまで」。サン・チャイルドというのは大阪モノレール南茨木駅前に設置されている、子どもの姿の彫刻作品（オブジェ）です。
本校はモノレールを利用して通学している生徒も多く、通学風景で目にする大きなオブジェはかなり印象的なようですが、それを作ったご本人の話ということもあり、みんな興味津々でした。
内容はヤノベさんのモノづくりのルーツに始まり、これまでの活動内容と制作された作品群の紹介、そして「芸術家」の職業観についてなど、楽しいトークに迫力ある画像・動画を織り交ぜた内容で、あっという間の講演会でした。また、2011年の東日本大震災を機に制作されたサン・チャイルドに再生・復興の意が込められていることも知り、生徒たちも以前に増して関心が広がったように思われました。
この日の活動がとりかいフェスタに向けての良い動機づけとなることを期待しています。
（画像説明）
第一部「合同ライフデザイン」授業 → 第二部「全校共同制作(オリジナル万国旗づくり)」の後、第三部「創立記念日 講演会」のゲストとしてお越しいただきました。
パワフルで面白いトークに、生徒も皆、虜に。
大阪モノレール南茨木駅前にある「サン・チャイルド」。
