6期生最初の進路行事である「職場見学週間」が、5月28日（月）～６月1日（金）の1週間にわたり行われました。またそれに伴い、見学をする上で必要なビジネスマナーや姿勢、働く目的についても学習しました。生徒たちにとっては緊張が続く、大変な1週間だったかと思いますが、とても真剣に取り組んでいました。ここでは、近隣の３つの職場にご協力頂いての職場見学の様子を、写真と共にお伝えします。
機械部品の加工・組立 初めての職場見学は、共生推進教室の仲間と共にスタートしました。こちらの会社では、様々な障がいのある方が働いておられ、作業はどれも障がいのある方の働きやすいように工夫されていました。会社の顧問の方からは、集中力など「働くための準備」の大切さを教えていただきました。生徒たちは緊張の中、事前に考えていた質問（「仕事をして良かったこと」など）をすることができました。
流通業 この会社はお菓子の小売や流通を行っている会社です。今回訪問した倉庫の中にはたくさんのお菓子が置かれていて、生徒たちは興味津々でした。担当の方の「多くのお客様との出会いが、自分の気付きや成長につながっている」というお話から、仕事で得られるやりがいについて考えることができました。
社会福祉施設 介護サービスを提供するこの事業所では、食事介助やレクリエーションの様子を見学させていただきました。また本校卒業生の先輩が働く姿を、間近に見ることができました。管理者の方の「大変な仕事ではあるけれど、利用者の方の笑顔や、ささいな事でも感謝してもらえることが嬉しい」という言葉に、仕事に対する責任感を学ぶことができました。
秋には就労移行支援事業所での職場体験実習があります。仕事をするにあたって「伸ばしたいところ」「直したいところ」を自覚して、学校生活から意識を高めていける1年生になることに期待しています。