11月27日(木)の放課後、「不登校と睡眠」というテーマで、講師に大阪大学大学院連合小児発達学研究科、大阪大学医学部附属病院小児科助教 平田郁子様をお迎えし、ご講演いただきました。
一般的な睡眠の基礎知識と、思春期の生徒の睡眠に関して、データをもとにわかりやすく説明してくださいました。
思春期の生理的現象として夜型になることや、平日と休日の睡眠時間の差が2時間以上であったり、入眠時間が15分未満であったりすると睡眠不足症候群であること。「寝だめ」はできないが、睡眠不足は蓄積して「睡眠負債」と呼ばれること、日本の子どもたちは世界と比較しても睡眠時間が短いことなど、参考になることばかりでした。また、睡眠に関連した不登校への改善や予防について学校の役割は大きいことなども知ることができました。
今回得た知見を今後の生徒支援に役立てたいと思います。平田先生ありがとうございました。
