本日は授業見学の報告です。
3年生の生物で豚の胎児の解剖実験を行っています。
これは、食用の豚が、妊娠中であった際に、そのおなかにいた豚の胎児は学校での解剖実験用に使わせてもらえるのですが
哺乳類ですので、解剖をすることで、机上でしか学べなかった心臓の4つの部屋の状態や、
食道・胃・十二指腸・小腸・大腸など、各内臓の位置やつながりが分かります。
とはいえ、解剖していくわけですから、この実験をすることに抵抗のある生徒もいたと思います。
授業の様子を見ていて、私は改めて命の大切さを感じました。
胎児とはいえ、しっかりと臓器はできあがっていますし、
人間の体内と近しい状態があらわになっていきます。
こうやって人間の身体は日々各臓器に頑張ってもらいながら生きることができているのだなぁという実感と
豚に限らず、動物の命をいただきながら、私たち人間は生きているということと。
たくさんの命に支えられながら、自分の命が成り立っているということを
改めて感じさせてくれた解剖実験でした。
担当した先生方、生徒の皆さん、お疲れ様でした。