11月21日の7時間目、1年生は体育館で「命の大切さを考える講演」を聴かせていただきました。
講師として、少年犯罪被害当事者の会より、一井(いちい)彩子さんにお越しいただきました。
一井さんは1995年、当時15歳だった長男・勝くんを、近くの校区の中学生3人とその卒業生によって暴行を受けて殺されました。その深い悲しみや苦しみ、様々な人と関わった思いを通じて、命の大切さについて伝えていただきました。
聞いていて、胸が締め付けられる思いを何度もしました。
本当におつらい経験を、二度とこのようなことが起きないようにと、私たちに伝えてくださる、その一井さんのお姿にも頭が下がりました。
一井さんの仰った言葉「私たちは被害者にならないことは、選べないかもしれない、でも、加害者にならないことは自分の意志でできること」は、全てのひとが心に刻むべき言葉と思いました。
すべての人が加害者にならないことを決断すれば、被害者もいなくなるのです。
皆が自分の命と周りの人の命を大事にする世の中にするために、ひとりひとりにできることはたくさんあると感じたご講演でした。