1月9日の1年生のLHRでは、㈱ひとそしきの杉島代表から、キャリア授業をオンライン形式で行ってもらいました。
キャリアというと、進路選びや仕事選びと安易に考えてしまいがちですが、そうではなくて「生きざま」だと私は思っています。
キャリアとは 「轍(わだち)」という意味で、歩いてきた道そして歩いていく道のことです。
常に自分は何に価値観を置いているのかを知り、自分の得意なこと苦手なこと好きなことを知り、少し先のビジョンを考え続けることで、人生は大きく開きます。
私は常々、生徒の皆さんには「幸せな人生を送ってほしい」と言っていますし、それこそが教育の意義だと思っていますが、そのためにも「キャリアを考える」ことはとても大切なことなのです。
この時間、様々なワークに取り組みました。
まずは「自分を知る」「自分のタイプを知る」
次に将来に向けて「自分の大切にしたいもの」を15個の価値の中から上位3つを選び、グループ討議をしました。
経済的な安定や、心身の健やかさを選ぶ人も多かったですが、友達との繋がりや、家族との関係、「自立」や、自由であることを選んでいる人も多い印象でした。
このワーク、大人になっても定期的にやっていくと良いなぁと思いました。私もとても、悩みました。
最後に「3年後になっていたい姿」を書き出し、そのために「2025年に起こしたい転機」を考えました。
1年生のみんなが、しっかりと書き込んでいたのが印象的でした。
こういった時間をしっかり取って、自分で自分を棚卸していくことが、キャリアを考えていくうえでとても大切なことだと感じました。