豊中支援のどんぶりメニューで1番人気があるのはカレーライスです。カレーライスには、全部で50キロの玉ねぎを使います。玉ねぎは、いつも調理員さんが朝早くから皮むきをしてから給食に使います。しかし、今回の玉ねぎは、調理員さんではなく、小学部5年生と高等部1年生のAグループのみなさんが皮むきしました。 高等部1年生のお兄さんお姉さんに教えてもらいながら、5年生のみなさんも上手に皮むきができました。みな...
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2025年アーカイブ
給食では、ウインナーを入れたピラフやカレーピラフが時々登場します。今日はえびを入れたえびピラフです。ピラフはどこの国の料理でしょうか?ピラフは、トルコで食べられている料理です。トルコのお米は日本のお米と似ていて、ふっくら、もっちりしています。このため、ピラフは、ふだんから日本料理を食べている私たちも食べやすい料理です。
牛丼には、牛肉のほかに、たまねぎ、ごぼう、糸こんにゃく、ねぎ、にんじんなどたくさんの野菜が入っています。野菜は、けずりぶしから煮出した「だし」で煮込むので、牛肉と野菜のうまみがあります。野菜の栄養も「だし」にとけこんでいます。煮汁ごとご飯にかけて食べましょう。
呉汁(ごじる)の「呉(ご)」とは、水につけておいた大豆をすりつぶしたもののことです。「呉汁」は、「呉」を入れたみそ汁のことをいいます。呉汁は、その地域によって作り方が違います。水につけておいた大豆のほかに、煮てやわらかくした大豆をすりつぶすところもあります。給食では、朝早くに熱湯で炊いて戻した大豆を使います。大きなミキサーで大きめにすりつぶしています。できたてのとうふのような、よい香りがします。大...
豚肉のしょうが焼きは、すりおろしたしょうが、しょうゆ、みりんなどの調味料に豚肉をつけ込んでから焼いた料理のことです。しょうがには、ショウガオールという体を温める栄養があります。覚えやすい名前ですね。しょうがを加熱調理すると、体を温める効果が高くなります。昔から、体を温めるために飲まれている「しょうが湯」も、このショウガオールという栄養がはたらいています。また、しょうがには肉をやわらかくするはたらき...
実は、まいたけご飯は、たき込みご飯ではありません。先に炒めておいた具たいたご飯を混ぜ合わせて作る混ぜご飯です。ご飯は炒めておいた具の煮汁を入れて、たきます。こうすると、あとで混ぜる具となじんでおいしく食べられます。また、具には調味料がしっかりしみているので、しっかりとした味つけを楽しむことができます きのこは歯ごたえのある食べ物です。よくかんで食べましょう。まいたけご飯はかめばかむほど、味が口の...
抹茶に使う茶葉とお茶を作るための茶葉は、収穫したあと、違う作り方をします。お茶を作るための茶葉は収穫したあとに、もんでいます。もむことで、お湯をそそいだときにお茶が出やすくなります。抹茶の茶葉は、もみません。もまずにかわかして、石うすや機械で粉状にして抹茶を作ります。お茶の葉を収穫するのは4月や5月です。この頃に収穫する新芽の茶葉は、新茶といいます。もんだりかわかしておいた茶葉は長く置いておくこと...
給食でまちがえやすい献立に、ドライカレーとカレーピラフがあります。みなさんはそれぞれどのような献立かわかりますか?ドライカレーは汁気の少ないカレーのことです。ふだんのカレーは水を入れて作りますが、ドライカレーには水を入れません。野菜や調味料の水分だけで作るので、汁気の少ないカレーができます。汁気の少ないカレー、つまり、ドライカレーということです。カレーピラフはカレー粉で味つけしたピラフです。給食で...
冬野菜は、寒さで凍ることがないよう、甘み成分を野菜の中にたくわえています。このため、冬野菜は甘みのある野菜が多いです。冬野菜のスープには、ブロッコリーに似たある野菜を使っています。(写真)なんという野菜かわかりますか? カリフラワーです。ブロッコリーと同じで、花の部分を食べる野菜です。冬野菜は、水に溶けやすい特徴の栄養がたくさんあります。スープや鍋などにして、煮汁ごと食べるとむだなく栄養を取り入れ...
手作りのハンバーグとキャベツをパンにはさんで食べるハンバーガーです。ハンバーグには、てりやき風のたれをかけています。 ハンバーグはパンにはさめるように、たいらにして焼きました。オーブンは蒸気を出して焼くので、ハンバーグをたいらにしていても、ふんわりと焼くことができます。
ハヤシライスは豊中支援学校のオリジナルの味です。味つけには、ウスターソース、ケチャップ、トマトピューレ、赤ワインなどを使います。 オリジナルの味にするために特に大事なのは、ブラウンルウを入れることです。ブラウンルウは、バターと小麦粉を炒めて作ります。料理にとろみをつけたり、味に深み(コク)をくわえる役割があります。
鮭(サケ)にはいろいろな種類があります。日本で一番多くとれるのは白鮭という種類です。身がより赤っぽい種類の鮭は、紅鮭といいます。似た魚にマスがありますが、見分けるのが難しいです。ちなみに、おすしの人気のネタであるサーモンも鮭の種類のひとつです。生で食べられるように分けているそうです。給食では、白鮭を使います。鮭はオーブンでむし焼きにしているので、やわらかくしあがっています。鮭を食べる時は、丸かじり...
ポタージュというと、どんなスープを想像しますか?日本では、牛乳を使ったとろみのあるスープをポタージュといいます。しかし、フランスでは汁物料理すべてのことをポタージュといい、ひとつの種類のスープを指す言葉ではないようです。給食では、手作りのホワイトルウを使ってポタージュを作ります。ホワイトルウは小麦粉をバターで炒めて、牛乳を入れて作ります。みじん切りの玉ねぎ、粒のとうもろこしも入れるので、食べごたえ...
ポトフはフランスの家庭料理です。フランス語で「火にかけた鍋」という意味があります。日本の家庭料理の肉じゃがのように、大きめに切った野菜をじっくり煮込んで作ります。給食では、とてもたくさんの野菜を使います。ポトフに使う野菜は、ひとり一食に必要な量(120g)より多く使っています。しかし、今日はすべて手作業で野菜を切りました。機械を使って野菜を切ると、煮崩れしやすくなるからです。見た目もきれいでおいし...
豚ねぎどんぶりのにおいをかいでみましょう。どんな香りがしますか?豚ねぎどんぶりには、すりごまを入れています。鍋で炒って水分をとばすと、ごまのよい香りが出ます。そのあと、すりつぶして給食に使います。ごまには、たくさんの栄養があります。おなかの調子をよくする食物繊維、歯や骨をつくるもとになるカルシウム、疲れにくい体にする鉄分などです。1回の給食に使う量は少ないです。しかし、少しの量をこまめに取り入れる...
わかさぎといえば、凍った湖に小さな穴をあけて釣る氷上のわかさぎ釣りが思い浮かびます。わかさぎ釣りが有名な北海道にちなんで、どさんこ汁を献立に組み合わせました。「どさんこ」とは、北海道生まれの人や北海道で生まれたもののことです。どさんこ汁は、バターや北海道産のとうもろこしを入れたみそ汁です。わかさぎは小さいので、丸ごと食べられる魚です。骨も食べられるので、カルシウムをたっぷり取り入れることができます...
明後日、2月2日は節分です。恵方巻き、いり大豆を食べて健康を祈ります。 給食では、豆菓子を手作りします。砂糖水をからめた いり大豆をよく加熱します。砂糖が粉をふいて白っぽくなるまで絶えず混ぜ続けて作ります。
あじは「味がいい魚」ということから、その名前がついたとか、おいしくて参ってしまうから「鯵」という感じが当てられたなど、いろいろな説があります。あじには、EPAやDHAという脂肪がたくさんあります。脂肪というと、太りやすいイメージがあるかもしれません。しかし、脂肪にもいろいろな種類があります。この脂肪は、血の流れをサラサラにして病気になりにくくするはたらきがあります。EPAやDHAは、体の中で作り出...
今日の献立は、長野県の有名な食材を使った献立です。野沢菜丼に使っているのは、野沢菜のつけ物です。野沢温泉村というところで作られたのがはじまりといわれています。つけ物にするため、野沢菜を温泉で洗うお菜洗い(おなあらい)は、冬の風物詩になっています。温泉で洗うことでやわらかくなり、うまみがでるそうです。また、長野県ではきのこがたくさん作られています。きのこのみぞれ汁に使っているしめじは日本で1番作られ...
すき焼きの材料には、牛肉を使うことが多いです。もともと、日本では牛肉を食べる習慣はありませんでした。牛肉を使うすき焼きを食べるようになったのは、日本が外国と交流をするようになった明治時代の頃です。東京では「牛鍋」という料理名で、とても流行ったそうです。今回の給食では、牛肉のかわりに鶏肉を使います。牛肉よりもやさしい味になります。体をつくるもとになるたんぱく質という栄養をたくさんとることができます。...
先週は給食週間でした。テーマに合わせたいろいろな献立が登場しました。みなさんのお気に入りの献立はありますか?今週は、ほっとする和食の献立が続きます。あんかけは、片栗粉などでとろみをつける料理のことです。料理を冷めにくくしたり、なめらかな口あたりにすることができます。給食では、かぶをあんかけにしています。かぶは、葉っぱにも栄養があり、かぜや病気を防ぐはたらきがあります。かぶの葉っぱは少しスジがあるの...
学校(がっこう)給食(きゅうしょく)の目的(もくてき)は、栄養(えいよう)や食(た)べ物(もの)の知識(ちしき)だけではありません。食(た)べることを通(とお)して社会(しゃかい)を学(まな)び、思(おも)いやりや感(かん)謝(しゃ)する心(こころ)を育(そだ)てるなど、みなさんの心(こころ)を豊(ゆた)かにしていく役割(やくわり)があります。
食(た)べ物(もの)を焼(や)く音(おと)はジュージュー、煮込(にこ)む音(おと)はぐつぐつ。これからでき上(あ)がる料理(りょうり)の想像(そうぞう)がふくらみます。 食(た)べる時(とき)にも音(おと)があります。かたいものを食(た)べると、パリパリ、カリカリ、サクサクなどと表(あらわ)すことができます。食(た)べ物(もの)がしんせんな感(かん)じがして、食欲(しょくよく)をかき立(た)てます...
インド、ネパール、アフリカなど多(おお)くの国(くに)では手(て)で食(た)べる決(き)まりがあります。日本(にほん)でも、すしや おにぎり、パンなど手(て)で持(も)って食(た)べるものがありますね。手(て)で食(た)べると、食(た)べ物(もの)のやわらかさ、温度(おんど)、さわった感(かん)じなど、食(た)べ物(もの)の状態(じょうたい)がよくわかります。また、スプーンやはしを口(くち)に入(...
料理(りょうり)は、おいしそうに見(み)せるために、さまざまな工夫(くふう)がしてあります。給食(きゅうしょく)では、その時期(じき)にたくさんとれる旬(しゅん)の野菜(やさい)を料理(りょうり)に使(つか)って季節感(きせつかん)を出(だ)したり、色(いろ)とりどりの野菜(やさい)を取(と)り入(い)れています。おいしそうな見(み)た目(め)の料理(りょうり)は、「この料理(りょうり)を食(た)...
給食(きゅうしょく)には、食材(しょくざい)からとった「だし」を使(つか)います。だしは、みそ汁(しる)やすまし汁(じる)の味(あじ)の決(き)め手(て)になります。かおりや うまみがあり、食(た)べ物(もの)の味(あじ)を引(ひ)き立(た)てます。今日(きょう)の給食(きゅうしょく)には3種類(しゅるい)のだしを使(つか)います。給食(きゅうしょく)のかおりを感(かん)じ取(と)ってみましょう。...
給食では、いろいろな種類の豆を使います。今日は、いんげん豆の種類のひとつである金時豆を使います。 金時豆は、色はあずきに似ていますが、あずきよりも大きい豆です。赤いんげん豆と呼ばれることもあります。乾燥の豆はかたくてそのままでは食べられません。豆を前の日の夕方に水につけておき、朝早くにゆでてやわらかくしています。みなさんにおいしく食べてもらえるように、やわらかさの加減にこだわっています。手作りの...
韓国では、食べるものは薬になるという考え方があります。韓国料理のみそチゲには、とうがらしが入ったコチュジャンというみそを使います。とうがらしの辛さによる刺激が、血のめぐりをよくして体を温めるはたらきがあります。寒い日が続きますが、食事で体を温めて元気にすごしたいですね。
筑前煮は、九州の北部の筑前という地域の郷土料理です。似た料理に「煮しめ」というものがあります。どちらも、おせちに欠かせない料理です。おせちの筑前煮には、食材に願いが込められています。名前に「ん」がつく食べ物を食べると「運」がつくという考えから、れんこん、にんじんなどの野菜を使って作ります。また、里芋は家族が末ながく続いていくこと、たけのこは子どもたちがすくすく成長するようにという願いが込められてい...
あけましておめでとうございます。みなさんに給食を楽しんでもらえるよう、今年もがんばります。よろしくお願いします。新年、初めの給食はポークシチューです。ビーフシチューの「ビーフ🐮」を「ポーク🐷」に変えてみました。なんの肉かわかるかな?いつものビーフシチューとはちがう味わいです。どのようにちがうのか、食べて確かめてみましょう。