夏が残してくれたもの

 タイトルのような気分になるには、程遠い暑さが続く毎日です。

 昨日、今夏の大阪の大会での勝利を手にし、近畿大会へと歩を進めた競歩、200M,400Mの陸上部選手お二人、かごしま総文での競技かるたの部門で全国大会ベスト4に入ったお二人が校長室を訪ねてくれました。さりげない感想の中で次への抱負ややり切れた達成感などを伝えてくれました。4人の自分と向き合った結果得られた成果に心からの拍手を送りたいと思います。

 このひと夏、部活やその他の活動の中で懸命に取り組んだ人たち。形として現れた人、心の中に刻み込むことで充実感を得られた人、映像として頭の中で描ける人。そして、何も残らなかったように感じている人。私も届けたい想い、届けなければならない思いを伝えきれずにひと夏を過ごしました。

 それでも夜は明け、太陽は雲を照らす。

 体育祭当日はお天気の神様、たくさんの雲と多くの光と

 ほんのわずかな熱をお届けください。