五月最終日、放課後、軽音楽部のメンバーと生徒会執行部(会長、書記)が訪れてくれた。昨年度の冬芸は出張と重なり演奏が聞けなかったので、何が何でも多目的ホールを訪れたい。コンセプトになっている「ハーモニー」。ちゃんと鑑賞できるように各曲を予習しておきたい。(各部、聞いたことがあるバンドがある。ほっと一息。)
執行部の二人は手書きのIHSSECを持参してくれた。何かを渡すこと、そこにメッセージがあること、自分の言葉で表現したい、茨高をみんなで作っていきたいということを伝えてくれた。まさしく、その通りだ。伝える。渡す。コロナウイルス感染症が蔓延しているときにずっと考えた。伝えた。渡した。でも届かなければその行為は完結しない。届くものには理由がある。(春の集会でお話した通りだ。)心に届くメッセージがあふれる学校であって欲しい。
5月が終わる。年度は6分の1が終わり、年は12分の5が終わる。時は過ぎる。目の前で過ぎている時刻(年月日)は2度と訪れない。心して時を愛おしみたい。さよなら皐月。