2024年9月30日、上半期最終日です。4月から半年間。1年生にとってはスプリングセミナー、2年生は宿泊野外活動、3年生は最大の行事体育祭と様々な行事とそして日々の授業、部活動と多くのことと向き合いながら過ごしてきた時間であったと思います。多くの経験を通じ、様々なことが感じられるようになった6ヵ月だったでしょう。
暑い夏は体調を管理する上でも、又、心をコントロールする上でも多くのことを乗り越える機会が多くあったことだと思います。その力を得て、本日の試験に臨んでいることを心の一番深いところで理解し、思いを馳せながら「おはようございます」の声に「がんばれ」のエールを乗せたいと思います。
8月初旬に元同僚の訃報を聞き、弔問に訪れた。信じられない思いを抱えたまま、日々を過ごす一方、宿泊野外活動付き添い中にがんとの闘病で再入院が決まった義理の父の体調を慮る日々が続いた。アメリカ研修付き添い中に自宅での最期を迎えるための帰宅。訪問看護のご援助を受けながら、義理の母と妻がケアをする日々が始まった。母の誕生日にお祝いをすべく集まったときに父から妻(母、祖母)に歌をプレゼントしてほしいというリクエストがあり、娘は「ふるさと」を、私は前回のブログのタイトルから始まる歌をプレゼントした。それから1か月、体育祭の翌週の同曜日に逝った。いろんなものを残して、いろんなものを携えて。グランドで一周走らせてくれる時間を与えてくれて。
先週、下足ロッカーでお会いした先生から、「お声がけする機会が無くて申し上げられませんでした。ご愁傷さまです。」という言葉を頂いた。私が同じ言葉を誰かに伝えるときには携えられなかった思いと憂い、労わりを与えてもらった。様々なところで多くの方に支えられて、今の自分があることに心より感謝申し上げる機会を頂きました。お声がけいただいた先生本当にありがとうございました。
夏が過ぎ、秋がやってきました。心に下支えされながら豊かな秋が迎えられますように。生徒のみなさん、今週がんばって、よい前期の締めくくりとなる週になりますように!応援しています。