1年のはじまりです ①始業式

大阪府立茨木高等学校の校長ブログをご覧いただきありがとうございます。令和8年4月1日付で茨木高校の校長に着任しました塩山清隆です。前任の高江洲先生のページを受け継ぎ、このブログで日々を発信してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。(といいつつ、4月8日のことを少し遅れて発信しています。お許しを!)

さて、4月8日を迎え、2年生、3年生のみなさんが登校してこられるのにあわせ、はじめて下足のところで生徒の皆さん一人ひとりにあいさつに立ちました。ホームページに写真を載せたとはいえ、多くの方は知らないであろう人であるにも関わらず、「おそらくは校長だろう」と、多くの生徒があいさつを返してくれました。生徒会の生徒2人が「校長先生ですね! 去年も校長先生とたくさん議論したんです。今年もよろしくお願いします!」と話しかけてくれました。たくさん話を聞かせてもらい、しっかり議論できれば、と頼もしく、楽しみです。

1限より始業式に先立って、着任式。多くの新転任者が紹介され、代表として以下のようなお話をしました。

「茨木高校に来ることになって、ホームページや資料を読むうちに訪ねたくなって、3月末に雲雀丘花屋敷にある、皆さんの先輩でもある高碕達之助さんの記念館に行ってきました。第2次大戦をはさんで大きな業績を残された方ですが、この人の人生を方向づけたのが、今私たちがいるこの学校での学びだったことを知りました。この学校はこういう場所だと思って、みなさんの今とこれからのための営みを私たちも一緒になって、全力でサポートしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

その後続いて、始業式。自分自身が、これから生徒のみなさんに向き合う決意表明のような式辞になりましたが、以下に載せさせていただきます。

(以下、始業式式辞)

おはようございます。 この4月より高江洲校長先生の後任としてまいりました校長の塩山です。よろしくお願いいたします。 実は、茨木高校に赴任することとなって、さまざまな方にご挨拶すると、「実は私、卒業生でして」と驚かされることもあり、「とっても素敵な学校ですよ」「元気がもらえますよ」などどたくさんの方からお言葉をいただきました。数々いただいた言葉で想像する茨木高校は、熱く、エネルギーがあり、そして、温かく、豊かなものでした。赴任する前から、私も、私に言葉をくださった方々と同じように、この学校を好きになってしまうんだろうな、という予感に包まれて今に至っています。

一方で、この学校が求めるのは、この学校の校章やベンチが普通は連想させる、円くなること、ではなく、無限を追い求めること、だと言っています。円くなる、というのは例えば円熟、という言葉を思い出させますし、それは、自分のような還暦に近い年齢の人間にとっての一つの理想です。なので、「円くなるな」とみなさんに求め続けることは、自分自身にも求めることだなあ、と、これは、自分自身に対するいい意味でのチャレンジ、だなあと思っています。

ここにおられるのは、円くなるな、と言われて、1年を過ごされた人、無限の高みに向かうための最後の1年を過ごそうとしている人だと思っています。昨年発行された130周年の記念誌で、私の前任の高江洲先生が「円くなるな、茨高生たれ」と思いをもって書かれています。自分も、「円くなるな」ということにチャレンジしてまいります。ここから1年、学びの多い、チャレンジのある日々をともに送り、1年後の卒業式、終業式を迎えましょう。

ひとつだけ、付け加えます。私が茨木高校に行くことを知ったある方が、私に声をかけてくださり、「こどもが茨木高校に在学していて、『カンガルーをもらいそびれた......』とへこんでるんです」と教えていただきました。今、高江洲先生と連絡をとっており、高江洲先生が作られたものを引き継ぎつつ、用意します。GW明けまでお待ちください、とお伝えして、私のお話を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。

(式辞、ここまで)

ともに学び、苦楽をともにして、成長していける場となりますように!